RRM(リサーチャー・リレーションシップ・マネジメント)

RRM(Researcher Relationship Management)システムは、LDB(Laboratory Database)の情報を活用し、バイオ・ライフサイエンス市場においてラボ・研究者の新規開拓および、長期的な深耕と友好関係の構築をサポートするためのシステムです。

■ポテンシャルカスタマへのアプローチ状況を把握できていますか?

貴社製品を購入・利用する可能性の高い研究者はRRMシステムから抽出可能です。これらの研究者に対して、営業・マーケティングのご担当者様からどれだけアプローチできているのかが、RRMシステムを用いて一目で確認可能です。

さらに、 代理店から得る末端販売情報を用いて、貴社製品の利用ユーザーの把握、すなわちポテンシャルカスタマの中で、どれだけの研究者が実際に貴社製品を購入・利用しているのかを可視化することが可能です。

■お客様の情報が散在していませんか?

営業ご担当者様は「商談履歴」、学術ご担当者様は「お問合せ内容」、マーケティング担当者様は「学会でのアンケート情報」など、それぞれの部署にて別々に管理している状況が多く見受けられます。

これらの情報を共有するとともに、研究者のバックグラウンドである「研究テーマ」「経歴」「獲得予算」などのLDB情報を把握することにより、各部署において研究者への的確な提案を可能とします。

■顧客データの登録・管理作業に、スタッフの大切な時間を使っていませんか?

顧客管理システムを適切に運用するためには、顧客データの登録・管理が必須です。そのために、本来であれば戦略策定や営業活動に充てるべき時間を、システムへの入力やデータの加工作業に費やしていないでしょうか。

RRMシステムにはあらかじめ研究機関・ラボ・研究者の基本データは登録されています※ので、研究施設や研究者の情報を登録する手間は必要ありません。営業担当者等の貴社スタッフは、必要事項を入力するだけで報告が完了します。
また、研究機関・ラボ・研究者は体系的にデータベース化されていますので、重複データの見直し作業や、分析のためのデータ加工処理に時間を費やす必要もありません。

※アカデミア機関においては、ラボ・研究者まであらかじめデータが登録されています。民間企業は企業・研究所までデータが登録されていますので、研究者のデータはお客様にてご入力いただくことにより統合管理が可能となります。

■パッケージシステムの限界を感じていませんか?

一般的なCRMシステムは、どの業界にも適用できるように多くの機能を搭載していますが、「もう少しここを直したい」と思われる点もあると思います。また、外資メーカー様においては、本社が選定・導入を進めているCRMシステムでは日本の商習慣とあわないことがあります。

RRMシステムはバイオ・ライフサイエンスメーカー様が日本の市場でご利用いただくことを想定した機能をご提供しております。

代理店からの顧客情報のLDBへの読み替えも支援

代理店から得る末端販売情報は、販売戦略作成に欠かせない情報ですが、各代理店の顧客記載方法がまちまちで末端販売実績把握のために大変な労力を費やしているのが実態です。
弊社では国内における100社を超える代理店の顧客コードないしは顧客名称とLDBコードとのマッピングの実績を持ち、代理店固有の顧客名称特性を理解しています。代理店からの顧客情報のLDBコードへの読み替えを支援し、代理店販売実績の精度向上と有効活用を促進させます。

全社が一体となって活動するためのRRM

RRMはまさにリサーチャー(研究者)との関係を全社で一元管理するものです。セールス、学術・マーケティング、カスタマサービス、フィールドサービスの各業務がRRMシステムを介して顧客情報を一元化することで、研究者個別の研究ニーズに合わせたきめの細かい顧客対応が可能となります。

TOP